青汁について

青汁は日本が作り出した、日本人にピッタリのサプリと言えるのではないでしょうか。欧米型食生活に変化し、野菜不足は国民的に深刻な問題となっています。そんな野菜不足を野菜そのものからできた青汁で補充するというものです。多くの人が何か健康のためにサプリを摂取しようかなと思ったときに、まず青汁が頭に思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。

 

青汁の定義

青汁には特に法的な定義はありませんが、基本的には緑黄野菜を中心にした野菜成分を毎日補給することができるものであること。最近は乳酸菌など野菜とはまったく違う成分がプラスされた商品もあります。青汁は栄養価の高い野菜を使い、毎日の野菜不足を補うことが目的とされているのです。

 

青汁の誕生

青汁の誕生は戦争中~戦争直後、栄養不足のためになかなか退院できない入院患者のために、遠藤医師によってケールの栽培が始まったのです。ヨーロッパの医学書からケールの素晴らしさを知った遠藤医師は、病院の裏庭にケールを栽培し、ケールの葉を生のまま潰して患者に与えたところ、多くの患者が元気になって退院していったのです。

 

他にも九州の田舎では大麦若葉などすり潰した、今の青汁の原型のようなものが民間薬として、滋養強壮のために使われていたとも言われています。栄養不足の時代を救った青汁が、今飽食の時代にまた見直されているのです。好きなものばかり食べることのできる飽食の時代だからこそ、青汁は日本人から支持されているのではないでしょうか。

 

青汁の成分

青汁の主成分はケール、大麦若葉、明日葉、桑の葉などがほとんど。これら単独の青汁や、これらの幾つかをミックスした青汁、他にもさまざまな栄養成分をブレンドした青汁などいろいろです。例えばゴーヤ、キトサン、難消化性デキストリン、酵素、スピルリナ、クマザサ、酵母、クロレラ、プラセンタ、ユーグレナ、ヨモギエキス、長命草、乳酸菌などが含まれている青汁も人気です。また抹茶や緑茶は、有効性と味付けも兼ねて使われている場合が多くなります。

 

野菜不足は深刻な問題

厚生労働省が推奨する1日の野菜摂取目安量は、1日350g(120gは緑黄野菜)となっています。しかし日本人の成人摂取量は約292.3gとなっているのです。もちろんこれは平均であり、しっかり摂っている人もいれば、もっと少ない摂取量の人もいることになります。厚生労働省でも野菜不足は注意喚起している状態です。

 

青汁が必要な時代

日本では欧米型の食生活になり、肉の摂取量はどんどん増える中、野菜や魚の摂取量は減少しています。現代の食生活では野菜の補給は不可欠であり、補給のために筆頭に挙げられるのが青汁です。青汁は製法方法にもよりますが、野菜そのものを粉末に加工したものが多く食物線維も豊富に摂れます。

 

薬やサプリに対して不安感を持ちやすい日本人にとって、あまり加工しすぎず、野菜を自然に近いかたちで簡単に摂ることができる青汁は、心理的にも受け入れやすいのではないでしょうか。野菜に含まれているビタミン、ミネラル、食物繊維を簡単に無理なく摂取する青汁は、健康、美肌、ダイエットなどさまざまなサポートとして利用できるのです。